利上げはいつになる?
NY連銀のダドリー総裁は
記者会見にて雇用市場の強さを指摘し、
早期利上げを匂わせました。
確かに新規失業保険者申請件数は改善。
雇用統計も堅調な伸びを記録しており、
利上げに踏み切るには十分な材料と言えます。
しかし一方でセントルイスのブラード総裁は、
慎重姿勢を示します。
具体的な利上げ時期については語らなかったものの、
景気回復に確信を持ってからでも遅くないと発言しました。
FOMC議事要旨でも意見が真っ二つにわれており、
市場では「結局どっち!?」という突っ込みが...。
NY株価もドル円もどっちずかずの展開となりました。
しばらくは利上げタイミングがいつになるかで、
ドルは動くでしょう。
関係者の発言も色々飛び出てくるとは思いますが、
参考程度として捉えておくのが妥当でしょうね。